SHONAN BUSINESS CONTEST | 第27回 申請書 検討メモ

「私だからできる」を、
勝てる形にする。 第27回 湘南ビジネスコンテストの申請書づくりに向けた、現時点の検討まとめ。
過去の大賞分析から「勝ちパターン」を抽出し、私たちの事業にどう重ねるかを整理しました。

作成日:2026年6月23日 / 状態:エントリー通過 → 申請書(A4・7ページ)作成フェーズ / 窓口:湘南新産業創出コンソーシアム 佐藤様
01 ── 現在地

どこまで進んだか

エントリーシートは提出・通過済み。いまは本番の「申請書」を作る段階です。説明会の録音と過去大会の分析から、数字だけでは勝てない/「この人だからできる」物語が要るという結論に至りました。

事業案(軸は確定)

湘南AI内製化スクール & 伴走支援。湘南の小さな事業者が、外注に頼らず LP・SNS・販促を AI×デザインで「自分で作り、更新し続けられる状態」になることを支援する。

大事にしたいミッションの“順番”

まず AI導入のサポートで現場に貢献する。
そこから、同じように活動できる人を増やすために スクールがある。
02 ── 審査の本音

説明会の録音からわかったこと

事務局・診断士が、その場で語っていた「評価のリアル」。

03 ── 過去の答え合わせ

大賞は「物語」で獲られている

過去3大会のビジネス大賞を見ると、傾向は明確でした。

ビジネス大賞性質
第26回
2025
介護美容まき家(長内麻紀穂・個人女性)
大賞+視聴者賞 W受賞
個人の原体験 × 高齢者福祉 × 地域
第23回
2022
コンポスター環/キッチンから地球の未来環境・サステナ
第22回
2021
AI外観検査システム(企業)ディープテックB2B

決定的な示唆

大賞は “AI” では獲れていない。“人の物語” で獲られている。AIは手段として出てくるが、大賞・視聴者賞を決めるのは社会的意義と原体験。

個人の女性が大賞を獲れる舞台。「まき家」はひとりで始めた個人事業でW受賞 ── まさに私たちの土俵。

視聴者賞(ライブ投票)=共感ストーリー。「応援します!」と言わせた者が勝つ。

04 ── 勝ちパターンの型

まき家プレゼンを分解する

大賞・視聴者賞をW受賞した発表を、構造に分解しました。これがそのまま「勝てる申請書/プレゼンの型」です。

#構成まき家の中身
1ビジョンでつかむ「人生100年時代、美しく健康であり続ける」
2自己紹介+意外なギャップ青森→茅ヶ崎、元・広告営業(畑違い)→介護士資格まで取得
3原体験の伏線「おばあちゃん子だった/大学で一人暮らしの祖母を研究」
4マクロ課題→地域データ高齢化2040年3人に1人→茅ヶ崎・寒川の高齢化グラフ
5課題の情緒化老い=喪失感・自己評価低下→「どう前向きに生きるか」
6原体験の核(クライマックス)祖母「マキ」にスカーフ→輝いた顔の写真→翌週他界・悔しさ→開業。屋号=祖母の名
7事業の定義介護美容とは(訪問美容とは別ジャンル)
8証拠=“人の変化”の物語初ネイルの女性→娘「自分で洗濯した」/眉を描いた80代男性
9数字は中盤・感情の後市場96億/3年で導入10倍/売上毎年200%成長・30施設
10観客の疑問を先回りで潰す「ビジネスになる?」「1人で無理では?」を自ら出して反論
11属人化への答え=育てて広げるコミュニティと連携しセラピストを育成→案件を委託
12地域→全国で締め湘南モデルを確立→全国への発信拠点に
05 ── 重なり

私たちの構造は、まき家と同じ

まき家:コミュニティでセラピストを育成 → 案件を委託(自分一人で終わらせない)

私たち:まずAI導入で助ける → 同じように動ける人を増やすスクール

#11がそっくり。大事にしたい“順番”は、そのまま大賞の勝ち筋でした。

私たちの事業に当てはめると

私たちの場合状態
ビジョン「発信を、自分の手に」── 湘南の小商いが自分で発信できる地域をつくるある
意外なギャップデザイナー15年 → なぜAI/教育へ?要・言葉
原体験の核(#6)「祖母マキ」にあたる、私自身の原体験最重要・空白
証拠=人の変化助けた事業者の Before→After要・言葉
数字受講者数・継続率・成長率差し替え
育てて広げるスクール=担い手を増やすある
地域→全国湘南モデル→全国発信ある
06 ── 残された空白

必要なのは、たった一つ ── 原体験

埋まっていないのは #6=「祖母マキ」にあたる、私自身の原体験だけ。これが入れば、勝てる形になります。見つけやすいように4つの角度を用意しました。

A

助けた事業者の場面

制作費に困っていた湘南の事業者が、自分でLP/SNSを作れた瞬間に何かが変わった。

B

私自身の転機

デザイナーとして「外注の限界」「届かないもどかしさ」を感じ、AI×教育へ舵を切った出来事。

C

湘南/藤沢への想い

この地でやる個人的な理由・原風景。

D

受講者の一言

ワークショップで言われた、忘れられない言葉。

07 ── 申請書の状況

10項目の進捗

骨格はひと通りドラフト済み。残るは「原体験の注入」と「数字の差し替え」、そして7ページへの清書です。

項目状態
1. 経歴/2. 業界課題/3. 事業内容ドラフト済(原体験で強化する)
4-1 優位性(SWOT・ポジショニングマップ作図済)ドラフト済
4-2 市場/4-3 戦略/4-4 体制ドラフト済
5. 事業展開/6. 課題と対応/7. 既存事業(該当なし)ドラフト済
8. 財務計画(必須・売上根拠の分解)数字待ち
9. 地域への社会的役割/10. アピールドラフト済